3, 2, 1…クボタマイクロハイブリッドエンジン
Ready to Go!
クボタマイクロハイブリッドエンジンとは?
クボタマイクロハイブリッドエンジンは、48Vのモータージェネレーターを搭載したエンジンで、高負荷が必要となった瞬間にモーターがその分の出力を補います。
アプリケーションによっては、高負荷が求められるタイミングは作業時間全体からするとほんのわずかです。
クボタマイクロハイブリッドエンジンは、高負荷に合わせて瞬間的に最大10kWの電動モーターアシストを機能させることができるため、使用頻度が高い低中負荷領域に合わせた出力のエンジンを選択することが可能になります。
また、すでにクボタエンジンが搭載されているアプリケーションには、主に3つの部品:DCコンバーター、リチウムイオンバッテリー、モータージェネレーターを取り付けることで、マイクロハイブリッド化が可能な場合がございます。※
最低限の開発コストで、お客様製品の付加価値を強化することができます。
※搭載されているクボタエンジン及びお客様アプリケーションによって搭載可否が異なります。詳しくはクボタエンジン販売店までおたずねください。
クボタマイクロハイブリッドエンジンの特長
特長1
開発工数を最小限に。車両へ搭載しやすいシンプルなシステム
クボタマイクロハイブリッドエンジンは、既存エンジンモデルに主な3つの部品:DCコンバーター、リチウムイオンバッテリー、モータージェネレーターを取り付けた、シンプルな設計となっています。
ハイブリッドシステムの制御は、車両からの信号ではなく、エンジンECUで行います。これは、クボタエンジンの既存ECUのソフトウェアを書き換えることで実現可能です。ハイブリッド制御のための追加ECUは不要です。
また、コモンレールエンジンとほとんど変わらないサイズで、搭載性を維持しています。
※動画はイメージです。アプリケーションの使用環境や作業内容等によって結果は異なります。
特長2
高トルク、高レスポンス
モーターならではのクイックレスポンス、高トルクで、作業効率のアップが可能です。
低回転時にはモーターが最大で70Nmのトルクアシストをします。例えばV3307-CR-TIエンジンにモーターを取り付けた場合の最大トルクは400Nm以上となります。
特長3
ランニングコスト低減
例えば、一瞬の高負荷のために56kW以上のエンジンを搭載しているアプリケーションにおいては、モーターで10kWの出力を補助する56kW未満のクボタマイクロハイブリッドエンジンへの置き換えが検討できます。置き替えることができた場合、出力56kW以上のディーゼルエンジンで必要となる後処理装置SCRがないため、その分、搭載スペースに余裕ができます。
SCRが不要になれば、尿素水も必要ありません。メンテナンスの手間が省け、尿素水のランニングコストが不要になります。
さらにモーターがアシストすることで、燃料削減の効果が期待できます。
※搭載されているクボタエンジン及びお客様アプリケーションによって搭載可否が異なります。
詳しくはクボタエンジン販売店までおたずねください。