クボタでは、幅広い業界の様々なニーズ・多様なアプリケーションへの対応、様々な燃料タイプや出力レンジの最適提案、そして、お客様の製品価値を高めるエンジンの安定供給により、お客様から信頼されるブランドであり続けることが私たちのゴールです。
クボタのエンジンの本質的な特長は、幅広いアプリケーションへの搭載実績と対応力、そして過酷な状況に打ち勝つ耐久性と、性能にあります。
「高出力密度」、「優れた搭載互換性」、「多様な燃料タイプの柔軟性」を兼ね備えていること。それが、クボタのエンジンが、多くのグローバルOEMから選ばれている理由です。
クボタエンジンでは、お客様のアプリケーション・製品販売地域・各開発製品の個別要望に応じて、お客様に最適なエンジンプラットフォームをご提案させて頂きます。多様なアプリケーションによって異なる課題も、豊富な搭載実績と経験により、解決することが可能となります。
クボタのエンジンは、様々な市場のニーズに対応できる幅広い出力レンジを密なラインナップで展開しており、選択の幅が豊富です。OEM向けのエンジンの出力は4kWから157.3kWまで、シリーズ別にラインナップしています。
クボタのエンジンは、クボタブランドの農業機械や、建設機械への搭載に加え、クボタ以外のOEMのお客様にも選ばれています。その比率は、半分以上がクボタ以外のOEM。世界中の様々な建設機械・産業用機械に搭載され、使用されています。
主なOEM搭載アプリケーション:
バックホー、高所作業台、スキッドステアローダー、ダンパー、ユーティリティビークル、芝刈機、スイーパー、発電機、冷凍設備、フォークリフト、テレハンドラー、発電機、ライトタワー等
19kW(25馬力)未満のULGE(ユーティリティ、芝刈り等、グランドケア用エンジン)仕様のディーゼルエンジンにおいて、クボタは、カリフォルニア州の排出ガス規制(California Air Resources Board emissions regulations)に、世界で初めて適合しました。
それ以来、第二次規制(Tier 2)、第三次規制(Tier 3)、そして米国環境保護庁 (Environmental Protection Agency of the United States - EPA) による第四次規制(Tier 4) への対応でも世界をリードし、その最先端の環境技術はクボタの代名詞となりました。
さらにクボタは、ヨーロッパで2019年から2020年にかけて順次施行が予定されている第5次規制(EU Stage V) に適合するエンジンを開発。他社に先んじて開発と搭載を進めてきた、DPF*エンジンのノウハウと経験を活かし、世界中の環境規制対応に貢献しています。
クボタのエンジンは、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアに代表される11カ所の販売拠点を通じて世界各国へ供給され、700カ所以上のサービスネットワークが、各国で活躍するエンジンをサポートしています。
クボタは、お客様のご要望やニーズに常に耳を傾け、お客様の要望をかなえるエンジンを追求。エンジンの設計段階から、営業・開発・製造・サービスのチームが一体となって、連携することにより、妥協のない品質・性能を追求しています。
今後もクボタは、お客様の製品価値の向上をミッションとし、最先端のテクノロジーと細やかなサービスを通じて、グローバルメジャーブランドとして信頼されるエンジンの供給と、環境にやさしい産業発展への貢献を目指しています。